GlusterFSによる分散ストレージ

岩本です。3月に東京営業所から本社技術部へ異動しました。

GlusterFSとは、現在レッドハットが開発を進めているOSSでの分散ファイルシステムです。
複数のサーバで1つのディスクボリュームを作成したり、データの冗長を行うことができます。

各モードの比較表

今回は2台のUbuntuサーバで構築します。最終的にはKVMのVM格納領域として使用、最小構成でのKVM冗長構成を構築する予定です。

■構成
SV001 Ubuntu 14.04.1 IPアドレス:10.0.0.1 RAIDなし
SV002 Ubuntu 14.04.1 IPアドレス:10.0.0.2 RAIDなし

■構築
(SV001・SV002上で共に実行)
sudo apt-get install python-software-properties
sudo add-apt-repository ppa:semiosis/ubuntu-glusterfs-3.3
sudo apt-get update

※add-apt-regository コマンドが無い場合
sudo apt-get install software-properties-common

サーバ・クライアントをインストール
sudo apt-get install glusterfs-server

※クライアントのみインストールしたい場合
sudo apt-get install glusterfs-client

sudo update-rc.d glusterfs-server defaults

■承認
各サーバのIPアドレスを指定します。
sudo gluster peer probe 10.0.0.XX

■ボリュームの作成
例として、レプリカボリュームを作ります。
(SV001・SV002上で共に実行)
sudo mkdir -p /srv/test-volume
(SV001・SV002どちらかで実行)
sudo gluster volume create test-volume replica 2 10.0.0.1:/srv/test-volume 10.0.0.2:/srv/test-volume
sudo gluster volume start test-volume

■ボリュームのマウント
GlusterFSクライアントでマウントします。
(SV001・SV002上で共に実行)
sudo mkdir -p /mnt/test-volume
sudo mount -t glusterfs 10.0.0.1:/test-volume /mnt/test-volume

※NFS等でも可能です。

■測定
4モードでのディスク性能試験を行いました。(bonnie++使用)

測定結果

Sequential Output・Inputでの値を比較すると、順当な順位がでているように感じます。
問題は、何もしていない普通のボリュームからの機能ダウンです。これがどれ位の体感値となって現れるのか気になるところです。

(おまけ)運用コマンド一覧
peer確認
sudo gluster peer status

ボリューム確認
sudo gluster volume info test-volume
sudo gluster volume status test-volume

ヘルス状態確認
sudo gluster volume heal test-volume info

以上

Share on Facebook0Tweet about this on Twitter0Share on Google+0Share on LinkedIn0Pin on Pinterest0
Tagged on: ,